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第45回 全日本U-12サッカー選手権大会 三重県大会 決勝大会

フジパンCUPの後、全日で優勝する練習をしようとみんなが一体となり、大会に入ってからもグングンと調子を上げ準決勝ではフジパン準優勝の松ヶ崎FCでしたが、難なく退け、いよいよ鹿児島を目指し大山田SSSとの戦いが始まります。

ゲームは前半途中から終始主導権を握りながら何度も相手ゴールに迫りシュートを打ちましたが、GKの好セーブの前にゴールを割ることは出来ませんでした。
逆にカウンターで1点先取されますが、後半に入ってからは怒涛の攻撃をして遂に同点となるロングシュートを決め、ゲームを振り出しに戻しました。
その後も何度かシュートを打ちましたが、決まらず延長戦も瞬く間に終わり、PK戦に突入。

PK戦はゲームを押している方が負ける。良くあることですが、正しくそのものでした。

悔やんでも悔やみきれない悔し涙が止まらず、優勝させて上げられなかった子供達には本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。

この日、出番がなくベンチから祈るように応援してくれた仲間達、思いは届いたと思います。
成長過程に有る皆は、目標がブレなければいつの時期かにライバルを追い抜く事例は珍しいことでは無いのです。
自分次第で変化は必ず出て来ます。
楽しんで、更にチームの力になる努力を継続して下さい。


この日を迎えるに当たり、日頃からサッカー少年を目指す我が子に多くの時間を割き応援してくださいました保護者の皆さん、家族の皆さんには鹿児島行きのプレゼントをしたかったです。

努力しても報われないことも有るのですね。

子供達には勝つことも大事だけど、負けた事からもっと多くの事を学ぶことの方が沢山あると。

挑戦することで発見があり、次のステージが見つかったりします。

こんな良い経験をしたので忘れてしまうのは勿体ない。悔しいだけだとそこで終わってしまう。

苦しんだこと、悲しんだことをメモに残し、次に笑える様にするために。

これからも頑張っても失敗することは有ります。逆境を経験しない人はいないのですから、そこから改善点を知ることは成長に欠かせないと思います。


観戦者数の制限があり後輩が全員応援出来なかった事は非常に残念でしたが、生で観て応援してくれた皆はシッカリと目に焼き付けてくれた筈です。
これからの自分に生かして下さい。

最後に大会主催のスポンサーさん、三重FAの皆様方、地元鈴鹿市の少年サッカー関係者の皆さん、コロナ禍での開催をして頂きましてありがとうございます。
今後も精進して参りますのでよろしくお願いいたします。